ザ・クリエイター／創造者 観て来ました

・この映画の基本的なストーリーって要するに「元嫁に会いたい一心で行動する主人公が途中で出会った子供と旅するうちに擬似家族になる」という超ありがちな奴wだよね。それをAIネタで味付けして、これまでに無かったラストに着地したってところかな？
・監督以下主要スタッフ全員、ブレードランナー（とブレードランナーに映画受けまくった日本のアニメとマンガ）が大好きだろ！
・随所に日本語表示あったけど、日本公開版だけでなくて国際版でもこうなの？
・渡辺謙はホント美味しい役だった。
・勘違いジャパンではなくロボットと人間の共存を目指すアジア全部ごちゃまぜ文化圏ってのは、日本人的には割と説得力ある未来世界に感じる。アメリカ人もしくはキリスト教圏だと（ありえない）理想の未来社会みたいに感じるのかなぁ？
・この世界のアメリカ、この後どうなるんだろうね？　空中要塞は失ったけどAI陣営が攻めて来ないから勢力圏は維持。拠点を潰されなくなったAI陣営はどんどん発展していって、孤立しているアメリカはジワジワと衰退していくとかそんな感じだろーか。

総評：面白かったけどさぁ、これはウケないよぉ～。ってか、よくこのシナリオ通ったな。最後までアメリカが悪で何のフォローも無いじゃん。
それから、こんな地味な洋画パンフは初めて見たよ！　売る気あるのかぁ～！！


※この記事は2023年10月28日に Pawoo に投稿した内容です。
https://pawoo.net/@m_hara/111312714860897034