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『すずめの戸締まり』観てきたよっと [映画感想]

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まずはネタバレ無しの感想から。
・観客は高校生大学生くらいの男女が多くて、普段俺が観に行ってる映画と客層が違う~w
・入場時に薄い本もらった!
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・新海作品は初めてだったけど、恋愛要素この程度なら大丈夫。ってか途中からSFアクション映画だよ、これ!
・主人公の女の子の行動力と運動能力が割と異常w。カンフー抜きのジャッキー・チェンくらい動けてる気がするぞ。
・基本的には宮崎から始まるロードムービーで、廃墟好きとしては各地の廃墟をもっとじっくり見せて欲しかった。でもまぁ、映画としてのテンポからしたら、このくらいのバランスが最適なんだろうなー。
・チャラ男×叔母さんのNTR本希望w

総評:俺は楽しかったし丁寧で良い出来の映画だったと思うけど、国民的大ヒットまで行くかなぁ。キャッチーなポイントも特に無かったし。映画を観た10~20台の子に感想を聞いてみたい。

<以下ネタバレ感想です>



・入り口の貼り紙に「警報の流れるシーンが~」と注意が書いてあったけど、似ている音でもドキッとするな。これ大丈夫なの?と思ってたら、軽いジャブに過ぎなかったw
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・冒頭の「建物の上に載ってる廃船」で薄々予感してたけど、旅の終点は東北で、お母さんは震災で死んだのかぁ。劇中で明言しないだけで、企画段階から震災をテーマにした映画だった。
・お話としては「あの災害ときちんと向き合って、前を向いて生きて行きましょう」って内容だから全く悪くは無いのだけどなんとも言えない複雑な気分に。
・その1つ目の理由は時間の経過。あれだけ衝撃的な災害だったのに自分が忘れかけてる事に気がついたり、主人公の子と同年代の子達にとっては「はっきりとは覚えてない何か怖い事」だったりするんだよね。
・津波のシーンは無くても、潰れた家が燃えてる場所や土台しか残ってない家を見ると、あの時の事を思い出しちゃう。「お母さんに会えなくなった日」以降真っ黒に塗り潰されてる絵日記も涙腺がヤバい。この辺りは、エンタメ作品の中で扱えるくらい時間が経ったというべきなのか、今でもなお生々し過ぎるのか判断がつかないところ。
・この映画で、自分が好きな「廃墟」と震災で破壊された街を別物としてる事に気がついた。趣味の対象として見てはイケナイって自主規制的な物かも。

・見ていて良く判らなかったのは要石絡みのとこだなー。西の要石の行動は最初から最後まで予定通りだったの? 開放された遊びたかっただけなのに、後付で大義名分くっつけてない?w
・東の要石はいつからあの形態に? 叔母さんがキレたとのは、登場タイミングが偶然一緒なだけで関係ないんだよね?

……なんだか思いの外長くなっちゃったので、ここらで終了します。

※この記事は2022年11月12日に Pawoo に投稿した内容です。
https://pawoo.net/@m_hara/109326129333007803

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